右の肩甲骨から胸にかけて痛い原因と治し方

右の肩甲骨から胸にかけて痛い場合、一番怖いのは内臓の病気。

もしかしたら…と急に不安になると思います。

ここでは、右の肩甲骨から胸にかけて痛い原因が緊急性なのか？
もしくは病気ではなく筋肉のコリによるものなのかを解説していきます。

右の肩甲骨から胸にかけて痛い原因は筋肉の拘縮かも！

こんな痛み・症状がある場合は、「筋肉の拘縮」の可能性が高いです！

「筋肉の拘縮」とは、筋肉が硬くなり柔軟性が著しく低下するという状態です。

運動不足が続いたり、長時間同じ姿勢や同じ動作が続くと筋肉が凝り固まってしまいます。

筋肉の中や筋肉との間には血管が通っています。
筋肉が固まってしまうと血管が圧迫されるので、血流が悪くなって酸素や栄養素が行き渡らなくなります。
筋肉の血流が悪くなることでより疲労物質が現れ、「痛い」と脳が感知します。

痛みが発生した原因は、以下のようなことが考えられます。

右の肩甲骨から胸にかけて痛い原因

特に肩甲骨まわりは、体の中でも一番多くの筋肉が重なり合っています。
姿勢不良や疲労によって筋肉が拘縮し、肩甲骨まわりが痛いという症状が出ます。

また、肩甲骨よりさらに深部の筋肉は肋骨に付いています。
そのため肋骨（胸郭）の動きが悪くなると、呼吸が浅くなったりして胸の方まで「痛い」・「苦しい」などの症状が出ます。

右の肩甲骨から胸にかけて痛い症状を治す方法

右の肩甲骨から胸にかけて痛い症状は自然治癒する？

筋肉が拘縮した場合、時間の経過とともに痛いという感覚は減少することはあります。

しかし、それは自然治癒したというよりもただ痛いという感覚がなくなっただけ！

筋肉の拘縮状態は変わりません。

放置していると慢性化しやすくなり、筋肉が柔らかくなりづらくなります。
そうなると、症状の再発やぎっくり背中・ぎっくり腰などさらに強いケガになることも少なくありません。

右の肩甲骨や胸が痛い時に病院に行く目安

肝臓や胆のう、膵臓などの内臓の病気があるかもしれません。

内科、消化器科へ早めの受診をオススメします。

息を吸うと痛い場合は整形外科を受診しましょう。

肋骨の骨折（ヒビ）などの可能性もあります。
レントゲンやMRIなどの検査や診察をしてもらいましょう。

しかし、整形外科へ行っても、骨に異常がない場合は
湿布を処方されるだけで痛みが改善しない…という場合もあります。

体の動かし方、正しい姿勢などを指導してくれます。

筋肉が拘縮する根本的な原因は、

など、普段の生活や体の癖によって引き起こされている可能性もあります。

当院での治療方法

1.問診・ヒアリング

どのような状況で痛みが発生したのか？普段の生活やご職業など丁寧に問診を行います。

患者様が考えている痛みの原因とは別の原因が隠されている場合があります。

間違ったアプローチをしてしまうと
余計に痛みや症状を悪化させてしまう可能性もあるため、丁寧に問診を行います。

2.適切な施術を行う

筋肉の拘縮に対しての治療は、

などを行います。

（問診でお聞きした内容によっては、治療法が異なる可能性もあります）

3.姿勢や体の動かし方の指導

ちぃずケアでは、痛みを和らげることだけではなく、普段の体の動かし方、姿勢などもお教えいたします。

姿勢や体の動かし方を意識することで筋肉の拘縮を予防することができます。